VRで伝える芦生研究林の魅力と鹿食害 舞鶴高専生が動画制作

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シカの食害が深刻化している芦生研究林=京都大芦生研究林提供
シカの食害が深刻化している芦生研究林=京都大芦生研究林提供

 舞鶴高専(京都府舞鶴市白屋)のHANDMADE部が、京都大芦生研究林(京都府南丹市)の魅力を伝えるとともに、シカの食害による植生の危機を訴えるVR(仮想現実)動画を制作した。「ツアー編」「鹿害編」「魅力編」の3本からなり、各3~4分。専用ゴーグルで周囲360度の景色を見ることができ、実際に森の中を歩く感覚を味わえる。

 芦生研究林は福井県と滋賀県に接する府北東部に位置する。由良川の源流域にあり、面積は約4200ヘクタール(東京ドーム898個分)。原生ブナ林が残り、貴重な動植物が多く生息している。年間約3000人の学生や研究者が実習、研究のために利用し、一般市民にも開放されている。

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