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天皇、皇后両陛下の長女愛子さまと秋篠宮家の次女佳子さまは5日、皇居・宮内庁楽部で秋季雅楽演奏会を鑑賞された。楽部による雅楽演奏会は春と秋に行われるが、新型コロナウイルス感染症の影響などにより約3年半ぶりの開催となった。今回は、感染防止の観点から一般の鑑賞希望者の募集は行われなかった。
佳子さまが雅楽演奏会を鑑賞するのは2回目で、愛子さまは初めて。側近によると、愛子さまは在学する学習院大で伝統芸能に関する講義を受け、関心を持つようになったという。演奏会での演目は、2019年秋に行われた皇位継承に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の「大饗(だいきょう)の儀」での「主基(すき)地方風俗(ふぞく)舞」や、中国・北斉の時代に蘭陵王長恭が美貌を仮面に隠して戦い、大勝したという故事に由来する「陵王」など。
宮内庁楽部による雅楽は1955年に国の重要無形文化財に指定され、宮中の儀式や供宴、春と秋の園遊会などで演奏されている。
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