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高校野球秋季大会2022

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大阪桐蔭・前田完封、見せた修正力 秋季高校野球・近畿大会

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【大阪桐蔭-報徳学園】大阪桐蔭先発の前田=紀三井寺公園野球場で2022年11月5日、望月亮一撮影 拡大
【大阪桐蔭-報徳学園】大阪桐蔭先発の前田=紀三井寺公園野球場で2022年11月5日、望月亮一撮影

 高校野球の秋季近畿大会は5日、和歌山市の紀三井寺公園野球場で決勝があり、大阪桐蔭(大阪1位)が報徳学園(兵庫1位)を1―0で降し、2年連続5回目の優勝を果たした。大阪桐蔭は東京・神宮球場で11月18日に開幕する明治神宮大会に出場する。

 試合後、大阪桐蔭の前田悠伍投手(2年)は五厘刈りの頭をさらしながら、優勝の喜びを語った。前夜、気合を入れようと選手全員で風呂場で刈りあったそうだ。闘争心をむき出しにしつつも、冷静に強打の報徳学園打線を3安打完封した。

 前回登板の準々決勝の彦根総合(滋賀)戦は、3連続四球などで一回にいきなり3失点。制球力が持ち味の左腕らしからぬ投球だった。

 この日はいきなり違いを見せた。一回1死二塁のピンチで、相手の3、4番を内角直球で詰まらせ、いずれもフライに仕留めた。

 「前回は体が突っ込みすぎていた」と動画を確認して軸足の位置などフォームを修正して臨んだ。140キロ台の直球主体にチェンジアップやツーシーム、スライダーをコーナーに散らし、凡打の山を築いていった。

 「ずっと力を入れているとバテるので」力を抜くところは抜き、中軸相手など勝負どころとみるや、力を一気に放出する。九回でも143キロを計測するなど最後まで球威は落ちなかった。与えた四死球はたったの一つ。さすがの修正力だった。

 旧チームは、昨秋の神宮大会を初優勝した勢いのままにセンバツも圧倒的な力で制した。前田投手は「去年のチームと比べたらまだまだ発展途上」としつつ、「1個上のチームにも引けを取らないいい勝負ができる」とも。世代最強左腕と呼ばれるようになった背番号1が再び神宮のマウンドに立つ。【大東祐紀】

【高校野球秋季大会2022】

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