野球世界一奪還のキーマンはマウンドの「2人目」 侍ジャパン
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

野球の日本代表「侍ジャパン」は5日、東京ドームで日本ハムとの強化試合を行い、5―4で勝利した。
侍ジャパンの戦いが始まると、「第2先発」という言葉を頻繁に耳にするようになる。これは球数制限が設けられている国際大会ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に対応するための選手起用で、勝敗に直結する可能性も高い極めて重要な役割だ。
栗山英樹監督の初陣となった日本ハム戦に先発したのは石川柊太(ソフトバンク)。四回に3失点すると、この回を投げきり球数66球で降板した。五回からは2番手として高橋宏斗(中日)がマウンドに立った。
通常のレギュラーシーズンであれば早めの継投策にも映るが、侍ジャパンの戦いでは国際大会を見据えた大事な戦略の一つ。2017年前回WBCでは1次ラウンド65球、2次ラウンド80球、準決勝と決勝95球の球数制限が設けられた。
エース一人に試合を託すことはできない。そこで先発投手の後を継いで、長いイニングを担う「第2先発」の重要度が増してくる…
この記事は有料記事です。
残り698文字(全文1130文字)