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米連邦上下両院選や州知事選などを一斉に実施する中間選挙が8日、投開票される。高水準の物価高(インフレ)への不満を背景に、野党・共和党が下院選で優位に立ち、上院の多数派奪還も視野に入れる。与党・民主党の議席減は必至で、バイデン大統領の任期後半の政権運営は難航しそうだ。共和党のトランプ前大統領は下院多数派の奪還を見越して、2024年の大統領選への出馬表明の機会をうかがっている。
バイデン氏は選挙前最後の週末となった5日、上院選の勝敗を分ける激戦区の一つと目される東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、オバマ元大統領とともに民主党の選挙集会に臨んだ。「我々の時代の最も重要な選挙の一つまで、あと3日だ。選挙結果が今後、数十年の米国を形作ることになる」と強調。下院選での敗北が濃厚な中、上院の多数派も握られれば求心力低下は避けられないだけに、同州の上院選候補のフェッターマン州副…
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