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高校野球秋季大会2022

2022年の秋季高校野球トップページです。全国10地区で、新チームによる「秋の王者」が決まります。

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四国Vの英明、投打がっちり 立役者は横手投げの新星 秋季高校野球

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【英明-高松商】九回表無死三塁、中浦の右犠飛で寿賀(手前左)が生還し、声をあげる英明の選手たち=レクザムスタジアムで2022年11月6日、大西岳彦撮影 拡大
【英明-高松商】九回表無死三塁、中浦の右犠飛で寿賀(手前左)が生還し、声をあげる英明の選手たち=レクザムスタジアムで2022年11月6日、大西岳彦撮影

 高校野球の秋季四国大会は6日、香川・レクザムスタジアムで決勝が行われ、英明(香川)が5―4で今夏の甲子園8強の高松商(香川)を破り、8年ぶり2回目の優勝を果たした。英明は11月18日開幕の明治神宮大会に出場し、同日午前11時から山梨学院(関東地区代表)と対戦する。

 野球部創部からまだ17年と歴史は浅い英明が2回目の優勝を飾った。2019年から指揮を執り始めた香川純平監督(37)は「あいつおらんかったら、これはないですからね」。たたえたのは、誰もが頂点への立役者と認める下村健太郎投手の大車輪の活躍だ。

 2点を追う八回に同点に追いついた英明は直後の守備で1死一、二塁のピンチを迎える。ここで香川監督は勝負に出た。前日も6回3分の1を投げて好投した下村に「守護神」も託す。最速128キロながら横手投げで自分でも予測できない変化を見せる直球で切り抜けると、九回も抑えて逃げ切った。

 秋季県大会決勝でも高松商に好投して一躍頭角を現した。今大会の準々決勝の宇和島東(愛媛)戦では1安打完封。中浦浩志朗主将が「安心感がある」と言うように、信頼感のある存在となった。

 打線はこれまでのような派手さはなく、「前のチームと同じようなことをしても勝てんぞ」と香川監督。中浦主将も「追い込まれても簡単に三振しない、粘って四球を取る。相手バッテリーがしんどくなるようなことを9回徹底する」と心がけるように、粘り強く戦ってきた。同点とした八回も先頭が四球をもぎ取ったところから始まった。

 自分たちの力量を見つめ、粘り強く攻めることを徹底した打線と、新星のように現れた下村の存在。投打がかみ合っての快挙だった。【荻野公一】

【高校野球秋季大会2022】

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