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高校野球秋季大会2022

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秋季中国地区高校野球大会 広陵、中国大会連覇 五回猛攻10点、光を圧倒 /広島

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【光-広陵】6回無失点と好投した広陵の倉重。エースが故障の状況で、今大会全試合に先発し勝利に貢献した=広島県尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で2022年11月6日、山口敬人撮影 拡大
【光-広陵】6回無失点と好投した広陵の倉重。エースが故障の状況で、今大会全試合に先発し勝利に貢献した=広島県尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で2022年11月6日、山口敬人撮影

 秋季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催)は6日、尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で決勝が行われた。中盤の集中打で大量リードを奪った広陵(広島)が光(山口)を13-0で破り、2年連続13回目の優勝を果たした。広陵は中国地区代表として神宮球場(東京)で18日に開幕する明治神宮大会に出場する。

 今大会の戦績は来春の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の出場校選考の重要な参考資料となる。【山口敬人】

 広陵は五回、田上のソロ本塁打からの7連続長短打など打者13人の猛攻で試合の大勢を決した。先発の倉重は緩急を利かせて好投し、継投で相手を零封した。光は右腕・升田が四回まで粘ったが、4失策と守りのミスもあり大量失点した。

田上が口火一発

【光-広陵】五回裏広陵1死、ソロ本塁打を放った田上(左)がベンチで会心の笑顔を見せる=広島県尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で2022年11月6日、山口敬人撮影 拡大
【光-広陵】五回裏広陵1死、ソロ本塁打を放った田上(左)がベンチで会心の笑顔を見せる=広島県尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で2022年11月6日、山口敬人撮影

 ○…広陵の猛攻を呼び込んだのはリードオフマンの一発。五回1死で左打席に入った田上が3球目の直球をきれいに振り抜くと、「手応え十分」という当たりは右翼席に飛び込んだ。通算15本目の本塁打。これをきっかけに後続の打者は振れば安打という勢いに。ベンチの中で「流れが来た」とほくそ笑んだ。光の好投手・升田を攻略しての大勝。この日3安打4打点の2年生は「ずっと練習に付き合ってくれた3年生のおかげ。もっと速い球を打たせてもらっているので」と、先輩に感謝しきりだった。

【高校野球秋季大会2022】

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