「下請けと正社員を区別するな」三菱造船じん肺訴訟、眠れぬ日続く原告

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三菱重工長崎造船所での仕事を振り返り、じん肺の苦しみを語る田中竹子さん=長崎市で2022年10月24日午前11時33分、高橋広之撮影
三菱重工長崎造船所での仕事を振り返り、じん肺の苦しみを語る田中竹子さん=長崎市で2022年10月24日午前11時33分、高橋広之撮影

 長崎市の三菱重工長崎造船所で勤務中に粉じんを吸ってじん肺になったとして、下請け会社の元従業員ら30人が同社に計6億3360万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、長崎地裁で言い渡される。47年にわたって船内での作業に従事した原告団副団長の田中竹子さん(82)=長崎県長与町=は「じん肺になったと分かった時、目の前が真っ暗になった。もっと早く粉じんの危険性と対策を教えてほしかった」と訴える。【高橋広之】

 田中さんは中学を卒業した1956年、三菱重工の下請け会社に就職。2003年に退職するまで合わせて三つの下請け会社に勤務し、長崎造船所で船体に居住設備や操舵(そうだ)・操船設備などを取り付ける艤装(ぎそう)作業に従事した。

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