「被爆樹木」を承認 新たに山王神社のクスノキ群など 長崎

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市の被爆資料審議会で審査された山王神社のクスノキ群の1本=長崎市の同神社で2022年10月24日午後1時24分、高橋広之撮影
市の被爆資料審議会で審査された山王神社のクスノキ群の1本=長崎市の同神社で2022年10月24日午後1時24分、高橋広之撮影

 原爆の災禍を逃れた遺構の保存を協議する長崎市原子爆弾被災資料審議会は、山王神社(同市坂本2)の被爆クスノキ群19本などを新たに「被爆樹木」とすることを承認した。

 承認されたのは、爆心地から約800メートルの同神社のクスノキ群と、約2・4キロの本蓮寺(同市筑後町)のオオカナメモチ。バラ科の常緑樹のオオカナメモチは、原爆投下後に本殿と共に燃え続けたが、その後、焼け跡から芽が出てきたため「被爆蘇生の樹(き)」と呼ばれている。

 1996年から市は、爆心地から4キロ以内で現存する建築物や石碑、樹木などを調査し被爆資料として活用を考察している。保存する資料は、原爆の放射線や熱線による影響などをもとにA~Dランクで評価づけをしている。今回、承認されたクスノキ群はBランク、オオカナメモチはCランクと評価した。山王神社では「大クス」2本が既にAランクの指定を受けている。

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