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水中写真連載 So Blue

これまでに1000回以上、海に潜った三村政司・写真記者が各地の美しい水中の風景をお届けします。

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我が輩はピグミーである 和名はまだない

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ソフトコーラルに擬態する「ピグミーシーホース(通称)」。人気は高いが見つけるのは難しい=高知県大月町で、三村政司撮影
ソフトコーラルに擬態する「ピグミーシーホース(通称)」。人気は高いが見つけるのは難しい=高知県大月町で、三村政司撮影

 尾を除いた体長は1センチほど。小さなタツノオトシゴです。

 水深30メートル前後にあるソフトコーラル(軟質サンゴ)の「ヤギ」に尾を巻きつけ、すき間にまぎれ込んでいます。体の模様や色、コブまでヤギにそっくり。黄色いヤギだと黄色い体色になります。

   ◇

 極めて小さなタツノオトシゴは9種とされますが、まとめて英名で「ピグミーシーホース」と呼んでいます。ピグミーは小さい、シーホースはタツノオトシゴという意味です。

 この写真では、反対側から光を当てて姿を浮かび上がらせていますが、小ささと擬態のため、探し当てるのはたいへんです。さらに、深い場所はうす暗く滞在できる時間も短い。そのため逆に、なんとか見たいとダイバーは憧れるのです。

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