冤罪被害者に魅せられた映画監督 布川事件「オレの記念日」

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「オレの記念日」を撮影中の(左から)桜井昌司さんと金聖雄監督=Kimoon Film提供
「オレの記念日」を撮影中の(左から)桜井昌司さんと金聖雄監督=Kimoon Film提供

 1967年に茨城県利根町で起きた強盗殺人事件「布川事件」で再審無罪が確定した桜井昌司さん(75)の半生を追ったドキュメンタリー映画「オレの記念日」が各地で上映中だ。監督の金聖雄(キムソンウン)さん(59)にとって冤罪(えんざい)をテーマにした作品は4本目。「(桜井さんら冤罪被害者が)すてきだなと思って追いかけていたら、シリーズになっていた」という。【長屋美乃里】

 社会派ドキュメンタリーから企業のPR映像まで幅広く手がけてきた金さんに出会いが訪れたのは2010年ごろ。人権に関するビデオを作る仕事で「殺人犯」と言われた人をインタビューした。1963年に埼玉県で女子高校生が殺害された「狭山事件」で無期懲役となった石川一雄さん。仮釈放されてからも無実を訴え再審を求めている。

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