親と離れて暮らす子どもの気持ち代弁 香川県が「アドボケイト」養成

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「子どもアドボケイト」を養成する香川県の実証事業を受託したNPOの合木啓雄理事長(右)=高松市多賀町で2022年10月24日午後6時1分、西本紗保美撮影
「子どもアドボケイト」を養成する香川県の実証事業を受託したNPOの合木啓雄理事長(右)=高松市多賀町で2022年10月24日午後6時1分、西本紗保美撮影

 児童養護施設や一時保護所などで過ごす子どもの思いを代弁する「子どもアドボケイト(意見表明支援員)」を養成する事業を香川県が始めた。保護者でも施設職員でもない第三者として、家庭の事情などで親と離れて暮らす弱い立場の子どもの代わりに、気持ちや願いを大人に伝える役割。日本ではまだ認知度が低く、担い手が不足している現状の改善を目指す。

 子どもアドボケイトは欧米では導入が進んでいるが、国内ではここ数年の間に取り組む自治体が増え始めたばかりだ。「子どもの権利条約」が定める意見表明権の保障について国連が日本の対策不足を勧告していることを背景に、2022年6月には改正児童福祉法(24年度施行)が成立。アドボケイトらが施設や里親の下で暮らす子どもの意見を聞き取り、職員らとの連絡や調整を担う体制を整えるよう、国が各都道府県に求めるようにな…

この記事は有料記事です。

残り1271文字(全文1636文字)

あわせて読みたい

ニュース特集