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センバツ21世紀枠 「宮津天橋・丹後緑風」を推薦 府高野連初、連合チーム選出 /京都

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秋季府大会の龍谷大平安戦に臨んだ宮津天橋・丹後緑風の選手ら。それぞれのユニホームに身を包み、同じベンチから声を出した=わかさスタジアム京都で2022年9月24日、山崎一輝撮影 拡大
秋季府大会の龍谷大平安戦に臨んだ宮津天橋・丹後緑風の選手ら。それぞれのユニホームに身を包み、同じベンチから声を出した=わかさスタジアム京都で2022年9月24日、山崎一輝撮影

 来春の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」で、府高野連は7日、府立宮津天橋高校(宮津市、与謝野町)と府立丹後緑風高校(京丹後市)の連合チームを府推薦校に選んだと発表した。連合チームの推薦は府高野連として初めて。【矢倉健次】

 府北部の少子化に伴う学校再編で2020年、宮津天橋は旧宮津と旧加悦谷を、丹後緑風は旧網野と旧久美浜をそれぞれ統合して発足した。旧校を教育拠点として残す「学舎制」をとる。ともに前身も含めて春夏の甲子園出場経験はない。

 今秋は宮津天橋、丹後緑風とも新チームの選手が9人に満たず、秋季府大会に初めて連合チームを組んで出場した。初戦で同志社国際を降すと、いずれも甲子園出場経験のある京都外大西、福知山成美を相次いで破る快進撃で、ベスト8に進出。準々決勝で龍谷大平安に0―10で敗れたが、多くの保護者や両校の地元住民らが試合会場のわかさスタジアム京都(京都市右京区)に駆けつけた。

 両校は部員不足で連合チームとなりながらも、教員が連携して練習を指導し、保護者も協力して部員の移動や道具の運搬を行うなど困難な環境を克服してきた。府高野連は「府北部の公立校で人口減少が課題となる地域。その状況下でもひたむきに取り組む姿と活躍は地元の希望となっている」と評価。他校や地域に好影響を与えた点を推薦理由とした。

 宮津天橋の深田聡校長は「本当に光栄で、生徒の頑張りをたたえたい。合同練習は週末だけで連携に不安がある中、勝利を重ねたことに驚いた」と快挙を喜び、丹後緑風の岡田泰行校長は「丹後に残って野球を頑張りたいと思っている子どもたちの大きな励みになったと思う。選手たちが勝ち進むに従って、いい笑顔を見せるようになり、私自身も勇気をもらった」と語った。

 21世紀枠は、まず近畿2府4県の各推薦校から近畿地区の候補校1校を選出。さらに全国9地区の候補校から、23年1月27日にある選考委員会で3校が選ばれ、出場が決まる。

 選抜高校野球大会は来年3月18日に、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

〔京都版〕

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