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衆院憲法審査会は8日の幹事懇談会で、10日に憲法審を開催し、自由討議を行うことを決めた。自民、公明、日本維新の会、国民民主の各党は、大規模災害などが起きた際に国会議員の任期延長を可能にする緊急事態条項を憲法審の議題とするよう求めたのに対し、立憲民主党は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受け、政治と宗教の議論を優先するよう提案した。
幹事懇は先の通常国会の2月3日以来で今国会初。2月中旬以降、憲法審がほぼ毎週、開催されるようになり、日程などを協議する幹事懇の意味合いが薄れ、開かれなくなっていた。だが、10月27日の憲法審で、野党筆頭幹事の中川正春氏(立憲)が「幹事懇で十分な意思疎通をする必要がある」と主張し、再開を提案した。背景には、憲法審で維新と国民民主が与党と足並みをそろえることが多くなり、立憲、共産との間に溝が生じてい…
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