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米中間選挙2022

米大統領選の中間の年に連邦議会の上下両院、州知事などの選挙が一斉に実施される中間選挙が11月8日に投開票されます。

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共和党が下院奪還、インフレ抑制にはプラス? 大型歳出困難に

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米連邦議会議事堂=ワシントンで、高本耕太撮影
米連邦議会議事堂=ワシントンで、高本耕太撮影

 共和党が下院を握ったことで、民主党のバイデン政権による経済対策法案の成立は難しくなる。ただ、財政赤字を拡大させる大型歳出は、国民生活に必要だとしても物価上昇(インフレ)を後押しする副作用がある。共和党があらゆる経済対策を阻止することで、結果的に、最大の課題であるインフレ抑制にプラスの効果を発揮する可能性がある。

 「クレジットカードの限度額を上げ続けるつもりはない」。共和党の下院トップで次期下院議長と目されるマッカーシー院内総務は10月、米メディアのインタビューで財政赤字拡大を認めない考えを示した。

 バイデン氏は、新型コロナウイルス禍に見舞われた国民への現金給付など大型の経済対策で財政赤字を膨らませてきた。生活難に陥った世帯を助ける措置だが、「コロナ禍からの経済活動の回復に重なり、需要を過剰に押し上げてしまった」との指摘もある。共和党は選挙戦で、こうした経済対策がインフレの元凶との批判を重ねてきた。

 急激な金融引き締めで米経済は減速し、2023年には景気後退に陥る恐れがある。最悪のシナリオは、…

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