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米中間選挙2022

米大統領選の中間の年に連邦議会の上下両院、州知事などの選挙が一斉に実施される中間選挙が11月8日に投開票されます。

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「復権」トランプ氏攻勢 24年大統領選に向け 「勝利」踏み台

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選挙集会で演説するトランプ前米大統領=米中西部オハイオ州バンダリアで2022年11月7日、AP
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=米中西部オハイオ州バンダリアで2022年11月7日、AP

 米中間選挙の投票日を翌日に控えた7日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)が2024年の大統領選への立候補を15日に表明する意向を強く示唆した。共和党による連邦下院の過半数奪還が濃厚になる中、党の「勝利」を先取りして、異例となる大統領選への再挑戦の「踏み台」にしたい政治的な野心が色濃く出た。

 「2年前、我々は偉大な国だった。再び偉大な国になるのだ」「24年にはホワイトハウスを取り戻す」――。中西部オハイオ州バンダリアで開かれた選挙集会。トランプ氏が壇上から宣言すると、集まった支持者から「トランプが必要だ」と叫び声が上がった。

 支持者にとって、トランプ氏の24年の大統領選出馬はすでに大前提の話だ。トランプ氏が専用機で到着するために空港そばに設けられた会場は、「トランプ 2024」と書かれた帽子やシャツを身に着けた人の姿が目立った。トランプ氏の演説が始まる5時間前から、入り口には長い列ができた。

 元トラック運転手のウェイン・アトウッドさん(67)は「2年前の大統領選でバイデンは選挙を盗み、私たちは屈辱の思いを味わってきた。トランプが次の大統領選で勝てば、民主党は自分たちが間違っていたと思い知るだろう。その屈辱は長く続く。明日の中間選挙で共和党が勝つことは、その始まりにすぎない」と話す。グロリア・バージさん(69)はスマートフォンでトランプ氏の写真を何枚も撮ると、こう言った。「明日から私たちの国は正しい方向に向かう」

 トランプ氏は…

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