「買い物弱者」救え 移動スーパー、道の駅…官民連携が活発化

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とりせんの移動スーパーを担う小倉正樹さん=群馬県館林市で2022年9月20日午前9時0分、上鵜瀬浄撮影
とりせんの移動スーパーを担う小倉正樹さん=群馬県館林市で2022年9月20日午前9時0分、上鵜瀬浄撮影

 電車やバスなどの公共交通機関が乏しい上に、運転免許返納などで車の運転ができない「買い物弱者」のハンディキャップを、官民一体で克服しようとする動きが群馬県で活発になっている。千代田町は、隣接する館林市に本社を置くスーパー「とりせん」と、高齢者らの支援について協定を結んだ。みなかみ町新治地区では、地区で唯一のスーパーが閉店して住民から支援を求める声が上がり、町と「道の駅」が連携して解決策に向けて動き出した。【上鵜瀬浄、西本龍太朗】

 協定の締結式は9月28日、千代田町役場で行われた。内容は(1)認知症の高齢者らの早期発見や保護(2)高齢者の見守り(3)地域支援活動――が柱。高橋純一町長は、町の高齢者が人口の3割強を占める現状を示し、「買い物弱者や徘徊(はいかい)は深刻な問題。移動スーパーは各戸の巡回に小回りが利く。評判が良ければ依頼も増える」と述べ、買い物支援にとどまらない連携強化に期待を込めた。

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