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虐待などで子どもの成育に悪影響を及ぼす「毒親(どくおや)」の存在を知ってもらおうと、虐待被害者らが描いた作品を展示する「毒親アートフェス」が8日、熊本県立美術館分館(熊本市中央区)で始まった。入場無料で13日まで開催している。
同フェスは、自身も幼少期に父親から虐待を受けたという熊本市のウェブデザイナー、浅色さん(36)=仮名=が企画し、2018年から毎年開催している。
今年は、親が示す「普通」に縛られて自らの意思で行動できない少女を描いた絵や、宗教団体の信者を親に持つ「宗教2世」の経験を記した手紙など、全国から集まった26点を展示。千葉県から訪れた自営業の男性(73)は「当事者たちの心の傷の深さに驚いた」と作品に見入っていた。
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