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2022年・新型コロナ 「隔離ありき」ではない対策を 「第8波」見据える「救急のプロ」

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北川医師(中央奥)は施設内の高齢者のADLをどう維持するかに努めてきた=本人提供
北川医師(中央奥)は施設内の高齢者のADLをどう維持するかに努めてきた=本人提供

 新型コロナウイルス感染症で懸念される「第8波」に、どう向き合えばいいのか。災害現場では災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として被災地支援に当たる一方、コロナ下ではクラスター(感染者集団)対策などの陣頭指揮をとってきた、北川喜(よし)己(み)医師(64)=愛知県医療体制緊急確保統括官=は「単なる風邪ではない」としつつ、「隔離ありき」ではない感染対策を国に求める。

 名古屋掖済(えきさい)会病院(名古屋市中川区)の副院長、北川さんは、同病院救命救急センター(ER)のトップも務める。センターは「救急患者を断らない」を合言葉に、東海地方では初めての救命救急センターとして1978年に設立された。

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