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コロナ禍で窮地に立った宿泊業 もがいた経営者の今

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WBFグループが大阪・ミナミで運営していたホテル。今も営業を停止したままだ=大阪市中央区で2022年10月26日午後1時37分、小坂剛志撮影
WBFグループが大阪・ミナミで運営していたホテル。今も営業を停止したままだ=大阪市中央区で2022年10月26日午後1時37分、小坂剛志撮影

 新型コロナウイルス禍で最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月、あるホテル運営会社が経営破綻した。当時、コロナ関連で最大の負債総額と報じられた。宿泊需要が蒸発する中で、会社を守ろうとした経営者は何を思い、どのようにもがいたのか。再び旅行客の姿で街がにぎわいを取り戻しつつある今、経営者が当時を語った。

減額交渉の回答は「NO」

 訪日外国人旅行者が急増したコロナ禍前、09年設立のホテル運営会社「WBFホテル&リゾーツ」(大阪市)は、WBFブランドのホテルを増やしていた。主に北海道や京都、大阪といった観光客に人気の地域で営業し、同社が運営するホテルの数は破綻前に30近くまで達した。所有者(オーナー)から建物を借り、賃料(家賃)を支払いながら経営する「リース方式」が大半を占めていた。

 「オーナーに家賃を下げてもらえるように、お願いに行ってくれ。俺も一緒に行くから」。新型コロナの感染が拡大し、街から観光客の姿が消え始めた20年2月、危機感を覚えたホテル&リゾーツ社の近藤康生さん(66…

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