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米連邦上下両院選や州知事選などを一斉に実施する中間選挙は8日、投開票された。野党・共和党が下院選で優位に立ち、上院選では横一線の大接戦を繰り広げている。与党・民主党は苦戦しており、バイデン政権の任期後半の政権運営に暗雲が垂れこめている。共和党のトランプ前大統領は、中間選挙の結果を見極めた上で、2024年の大統領選への立候補を15日に表明する意向を強く示唆している。
中間選挙は政権に対する「審判」の意味合いもあり、与党は大統領就任後初めての中間選挙では苦戦する傾向が強い。ただ、今回は、20年の大統領選が「不正選挙だった」という根拠のない主張を続けるトランプ氏の政治姿勢や、州による人工妊娠中絶禁止を容認した6月の連邦最高裁判決なども争点となり、与野党が一進一退の攻防を続けてきた。
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