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米連邦上下両院選や州知事選などを一斉に実施する中間選挙は8日、投開票された。連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務は9日未明(日本時間9日午後)に演説し、「勝利」を宣言した。開票はまだ続いているが、野党・共和党が下院の主導権を握れば、議会の新会期が始まる2023年1月以降、民主党のバイデン大統領の政権運営が難航するのは必至だ。24年の次期大統領選への出馬に強い意欲を見せる共和党のトランプ前大統領は、下院を舞台に政権追及を活発化させ、自身の「復権」につなげる構えだ。
マッカーシー氏は演説で「我々が下院を取り戻すのは明白だ。(開票が進んで)9日朝には我々が多数党だ」と述べた。ただ、選挙直前の米メディアの予測と比較すると、民主党も善戦しており、上院選は大接戦が続いている。
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