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米CNNの発表によると、中間選挙の出口調査(現地時間9日未明時点、約1万9000人回答)で投票の際に有権者が最も重視した争点は「インフレ(物価高)」との回答が31%に上り最多となった。2位は「中絶」の27%。その他は銃規制や犯罪、移民などに分かれた。
インフレと回答した人のうち、共和党候補に投票したとの回答が71%に上った。物価上昇に対するバイデン政権(民主党)への批判が同党にとって逆風となった可能性がある。国の経済状況については回答者全体の76%が否定的にとらえ、このうち共和党候補への投票者は62%に上った。
重視する争点を中絶と回答した人のうち、民主党候補への投票者は76%だった。6月に連邦最高裁が州による人工妊娠中絶禁止を容認したことで世論の関心が高まり、中絶を選ぶ権利を擁護する同党に一定の支持が集まったとみられる。中絶が合法であるべきか違法であるべきかを尋ねた質問では全体の60%が「合法」を選択。うち民主党候補に投票した人は73%を占めた。
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