共和党が下院の過半数奪還の見通し バイデン政権、難航必至
毎日新聞
2022/11/9 21:45(最終更新 11/9 21:45)
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8日投開票された米中間選挙では、野党・共和党が4年ぶりに下院の過半数を奪還する見通しとなり、民主党のバイデン政権にとっては打撃となった。超党派協力を重視するバイデン大統領だが、共和党の下院指導部はトランプ前大統領の影響下で対決色を強めており、予算案や重要法案の審議を含めて、今後の政権運営は難航必至だ。
政権の「失策」追及方針
「我々が下院を取り戻すのは明白だ。米国民は、新たな方向性を示し、米国を軌道に戻す多数派政党に期待している」
連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務は9日未明、下院選での「勝利」を宣言した。2023年1月の新会期には、マッカーシー氏の下院議長就任が有力視され、委員会運営の主導権も握る。共和党は法的拘束力のある召喚状を駆使し、バイデン政権を…
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