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1月14日(土)、15日(日)に行われる「2023年度 大学入学共通テスト」に関するニュースなどをまとめています。(問題と解答は順次掲載します)
共通テスト、実用的な力を重視する傾向鮮明に 試作問題を公表
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2025年1月の大学入学共通テストから出題教科・科目が再編されるのを前に、大学入試センターは9日、高校で必修化された「情報Ⅰ」や公民の「公共」など新科目を含む試作問題を公表した。各教科でグラフや資料を多用。学校での授業や生徒らの会話、現実的な課題の解決策を考え議論する場面など、社会で直面する状況を想定した内容が目立ち、学習知識を実用的に使いこなす力を重視する傾向が鮮明になった。(試作問題と解答はこちら)
再編は現在の高校1年から新学習指導要領が実施されたことを受けたもので、現行の6教科30科目から7教科21科目に変わる。センターは国語で大問を追加し、試験時間や配点を変えるといった各教科の変更点も明らかにした。
問題が試作されたのは、国語、地理歴史、公民、数学、外国語(英語)、情報の各教科で、変更が少ない理科は対象外。情報科目の「情報Ⅰ」ではテスト形式の全体イメージが初めて示された。地…
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