ゾウも見守る遺贈寄付 愛媛の動物園と銀行タッグ、餌購入などに活用

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愛媛県動物園協会と県内などの3銀行が結んだ遺贈寄付に関する協定書。締結式は県立とべ動物園のゾウ舎前で行われた=同県砥部町の同動物園で2022年11月9日午後2時17分、山中宏之撮影
愛媛県動物園協会と県内などの3銀行が結んだ遺贈寄付に関する協定書。締結式は県立とべ動物園のゾウ舎前で行われた=同県砥部町の同動物園で2022年11月9日午後2時17分、山中宏之撮影

 遺産を動物たちに役立てたい――。その気持ちに応えようと、愛媛県立とべ動物園(砥部町)を運営する県動物園協会と伊予銀行、愛媛銀行、三井住友信託銀行の3行が協定を締結し、相続関連サービスを活用して遺産を寄付できる仕組みを作った。9日には同園ゾウ舎前で締結式があり、前田洋一園長は「多くの動物園への援助、協力をいただきながら、動物の幸せや、来園者へのおもてなしの向上を目指していきたい」と語った。

 希望者と銀行が相談した上で、遺言代用信託などを契約しておき、相続が発生した時に一部または全てを協会に寄付する仕組み。同園は、動物たちが快適に過ごせる施設の整備や餌の購入などに活用する考えだ。伊予銀行では既に数件の相談を受けている。今年2月には名古屋市東山動植物園と名古屋銀行が同様の協定を結んでいるが、全国的に珍しいという。

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