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2023年度 大学入学共通テスト 問題・解答速報

1月14日(土)、15日(日)に行われる「2023年度 大学入学共通テスト」に関するニュースなどをまとめています。(問題と解答は順次掲載します)

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新設の「情報」対策 学校、予備校は手探り 25年大学共通テスト

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「情報Ⅰ」の授業で生徒の質問に答える能城茂雄教諭(上)=東京都三鷹市で1日
「情報Ⅰ」の授業で生徒の質問に答える能城茂雄教諭(上)=東京都三鷹市で1日

 2025年1月の大学入学共通テストから多くの受験生が挑む新設の「情報Ⅰ」の試作問題が公表され、高校では本番に向け手探りの授業が進む。国立大入試を巡っては、情報の受験が原則との方針が示される一方、大学によって初年度は点数に反映させないといった慎重な動きも。科目再編で不安を募らせる受験生へのきめ細かい対応も求められそうだ。(試作問題と解答はこちら

 11月上旬、東京都三鷹市の三鷹中等教育学校のコンピューター教室。情報Ⅰの授業で4年生(高1)たちがプログラミング言語を打ち込んでいた。能城茂雄教諭(48)が室内を回って助言し、入力ミスに気付いた女子生徒(16)は「分かった」と思わず声を上げた。

 プログラミングは、大学入試センターの試作問題でも取り上げられた重要ポイント。現在の高1は「1期生」の受験生だけに授業姿勢も積極的だが、学習ノウハウが少ないのが懸念材料だ。能城教諭はオンライン教材などを活用しながら反応を見ている状況という。

 「入試に向け何をどう勉強したら良いのか分からない」と女子生徒は不安げに話す。能城教諭は「対応できるような授業をしてあげたいが、まだやり方が確立しているわけではない」と明かす。

 試験本番が約2年後に迫り、特に学習環境の整備が求められる情報科。だが、最近の文部科学省調査では、公立高校で情報を担当する教員4756人のうち、情報科の正規免許を持たない教員が特例で教えるなどのケースが16・7%に上った。文科省は各教育委員会に改善を強く求め、免許保持者に複数校の授業を受け持たせるといった方法で、23年度には無免許状態を約10分の1に減らす予定だ。

 予備校業界も講義対応や模試、教材の作成ができる専門人材の確保を急ピッチで進める。駿台予備学校の石原賢一進学情報事業部長は「受験生向けの参考書もどんどん増えていくだろう」と見通しを語った。

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