水曜の決勝に「嘉陽」　トヨタ自動車の先発　日本選手権

　第47回社会人野球日本選手権大会は最終日の9日、京セラドーム大阪で決勝が行われ、トヨタ自動車とNTT東日本が対戦した。

　4大会ぶりの頂点を目指すトヨタ自動車は、5年目右腕の嘉陽（かよう）宗一郎投手が今大会3試合目の先発マウンドに。SNS上では名字と絡めて嘉陽投手の活躍に期待を込め、試合前から「水曜日だけど嘉陽日」などと応援のコメントが寄せられた。

　嘉陽投手は沖縄県出身の26歳。松山聖陵高から亜大を経てトヨタ自動車に入った。187センチの長身から、角度のついた速球を制球良く繰り出す。昨季までは救援が主な役割だったが、今季は安定した投球が続き、先発の柱に成長した。