- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

葉梨康弘法相は10日、自民党衆院議員のパーティーで、法相の職務について「朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べた自身の発言を撤回し、謝罪した。辞任は否定した。
松野博一官房長官は同日朝、葉梨氏を首相官邸に呼び厳重注意した。岸田文雄首相は同日夜、首相官邸で記者団に「職責の重さをしっかりと感じ、説明責任を果たしてもらいたい」と述べ、更迭しない意向を示した。
葉梨氏は松野氏と面会後、官邸で記者団に「テープ起こしした」というパーティーでの発言全文を読み上げ、「言動には慎重を期しながら、職責を全うしていきたい」と述べた。その後、参院法務委で「職務を軽んじている印象を与える発言については、おわびを申し上げるとともに撤回する」と答弁した。
この記事は有料記事です。
残り887文字(全文1235文字)