テレビプロデューサーから農家転身 耕作放棄地をクレソン農園に

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清流で育つクレソンを収穫する松本国昭さん=岐阜県山県市長滝で2022年10月25日、荒川基従撮影
清流で育つクレソンを収穫する松本国昭さん=岐阜県山県市長滝で2022年10月25日、荒川基従撮影

 岐阜県山県市の最奥部にあった耕作放棄地で、元テレビプロデューサーの松本国昭さん(71)が、山からもたらされる清流を生かし、水辺で育つ野菜「クレソン」を栽培している。定年退職を機に「モノ作りの原点」という農業へ転身。ほぼ毎週土曜にクレソン摘みやイモ掘りなど農作業を体験する会を開催しており、「農作業を通じていろんな人が暮らしの知恵を学ぶ場にしていきたい」と語る。【荒川基従】

 ワカサギ釣りが人気の伊自良(いじら)湖からほど近い伊自良地区の長滝集落に、松本さんの「さすてな農園」はある。釜ケ谷山など周囲の山々から途切れることなく流れ出る水を引き入れた水路を、青々としたクレソンが埋めている。インドなどが原産のホーリーバジルや、ルビーレッドで爽やかな酸味の果実をつけるローゼル、サトイモなど約20種類の作物も育てており、すべてが無農薬栽培だ。

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