万博施設の入札不成立相次ぐ 資材高騰で予定価格アップ迫られる

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2025年大阪・関西万博予定地の夢洲(左)。手前は咲洲。右上は舞洲=大阪市内で20年12月2日、本社ヘリから加古信志撮影
2025年大阪・関西万博予定地の夢洲(左)。手前は咲洲。右上は舞洲=大阪市内で20年12月2日、本社ヘリから加古信志撮影

 円安などによる資材高騰が進むなか、2025年大阪・関西万博の会場建設費が上振れする恐れが出ている。迎賓館をはじめとした主要施設の入札が相次いで不成立となり、予定価格の見直しを迫られているためだ。関西の財界トップが上振れは不可避との見方を示しており、経済界と費用を分担する国や大阪府・大阪市は難しい判断を求められることになりそうだ。

 不成立となった入札は10月末までに4件。このうち、海外などからの賓客を迎える迎賓館(税抜きの予定価格27億円)▽生物学者の福岡伸一氏が手掛ける「いのちを知る」がテーマのパビリオン(同12億円)▽参加国による「ナショナルデー」を実施する小催事場(同27億円)――の3件は予定価格の範囲内での応札がなかった。また、コンサートや歌舞伎の開催を予定する大催事場(同47億円)は応札自体がなかった。

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