リュウグウのかけら、はやぶさ2カプセル…京産大で実物見られる
毎日新聞
2022/11/10 17:00(最終更新 11/10 17:00)
有料記事
697文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った実物の試料や帰還カプセルなどを紹介する特別展が9日、京都産業大神山天文台(京都市北区)で始まった。京都府内では初の展示となり、6年間で約52億キロに及ぶ宇宙の旅を経て地球に届けられた小惑星のかけらに、来場者が見入っていた。13日まで。【千葉紀和】
はやぶさ2は2014年12月に打ち上げられ、約3億キロ離れたリュウグウに19年2月と7月の2回着地。小石や砂粒状の試料5・4グラムを回収したカプセルが、20年12月に地球への帰還に成功した。後の分析で、試料から「生命の源」とされる有機物のアミノ酸や炭酸水が検出されている。
この記事は有料記事です。
残り393文字(全文697文字)