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エネルギー危機下での気候変動会議 世界はどこに向かうのか

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約2週間にわたって開催されるCOP27には、各国政府代表団やNGOメンバーなど4万人以上が参加するという=エジプト・シャルムエルシェイクで2022年11月6日、AP
約2週間にわたって開催されるCOP27には、各国政府代表団やNGOメンバーなど4万人以上が参加するという=エジプト・シャルムエルシェイクで2022年11月6日、AP

 気候危機への対応を議論する国連の会議がエジプト・シャルムエルシェイクで開催中だ。地球温暖化の影響が指摘される異常気象が国内外で相次ぎ、対策強化は一刻の猶予もないが、ロシアによるウクライナ侵攻後のエネルギー危機が強化の機運に影を落とす。

 国際社会は気候危機克服に向けた道筋をつけられるのか。気候変動の国際交渉に詳しい地球環境戦略研究機関の田村堅太郎上席研究員に会議の注目点などについて聞いた。

脱炭素の潮流変わらず

 ――今年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、エネルギーの脱ロシア化を進める中で化石燃料回帰の動きがあります。世界の温暖化対策への影響をどう見ていますか。

 ◆ドイツが二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電の稼働を増やすことを決めるなど、これまで世界の対策をけん引してきた欧州の動きを受けて、脱炭素の道筋は破綻したなどと指摘する声もあります。しかし、欧州各国の対応はあくまでこの冬の電力不足に対する短期的な措置で、中長期的に大きな影響があるとは考えていません。

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【気候変動】

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