92歳で失明の元大学教授、平和テーマの個展開催 福岡

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ギャラリーSELで個展を開く益田凡夫さん=宗像市で2022年11月7日午後4時5分、山崎あずさ撮影
ギャラリーSELで個展を開く益田凡夫さん=宗像市で2022年11月7日午後4時5分、山崎あずさ撮影

 福岡教育大名誉教授で、コンピューターグラフィックス(CG)作家の益田凡夫(なみお)さん(94)=福岡県宗像市=の個展が15~20日、福岡市中央区天神2のギャラリーSELで開かれる。益田さんは92歳だった2021年3月にほとんどの視力を失ったが、友人や教え子の協力を得て、平和への祈りを込めて広島の原爆ドームの写真を重ね合わせたモンタージュなどの近作約30点を展示する。

 益田さんは熊本県人吉市に生まれ、国鉄で働きながら旧門司高(現門司学園高)から東京教育大(現筑波大)教育学部芸術科へ進学。卒業後は中学や高校の美術教諭を経て、福岡教育大や熊本大大学院などの教授として美術教育やデザイン、写真を教えた。70代で退官後はコンピューターで写真を組み合わせるモンタージュ作品などを創作してきたが、昨春、血栓ができる血管症の影響で光を失ったという。

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