「人生、自分で豊かに」 パラ走り幅跳び銀の山本篤さんが陸上教室
毎日新聞
2022/11/10 18:00(最終更新 11/10 18:00)
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「足がないことは変えられないけれど、人生をどう豊かにするかは自分で決められる」――。リオパラリンピック走り幅跳び銀メダリスト、山本篤さん(40)=静岡県掛川市出身=は10日、同県磐田市の市立竜洋西小学校で開いた陸上教室で、児童たちに語りかけた。「将来、壁にぶち当たった時、今日の話を思い出してくれたらうれしい」と願い、一緒にグラウンドを全力疾走した。【山田英之】
山本さんは高校2年の時、バイク事故で左足の大腿(だいたい)部を切断。義肢装具士になるために進学した専門学校で、競技用の義足に出会って陸上を始めた。リオ大会では走り幅跳びで銀メダル、400メートルリレーで銅メダルを獲得。2017年10月からプロの陸上選手になり、現役を続けている。
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