若山牧水の出身地で「マッチング短歌」 平安の風習を現代に 宮崎

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スマートフォンに表示された特設サイトの投稿短歌=宮崎県日向市提供
スマートフォンに表示された特設サイトの投稿短歌=宮崎県日向市提供

 国民的歌人、若山牧水の出身地・宮崎県日向市は、ウェブ上で短歌を詠み合って気の合う人と出会うサービス「マッチング短歌」を始めた。特設サイトに短歌を投稿し、お気に入りの短歌に返歌を送る仕組み。平安時代にもあった風習を現代版として取り入れたユニークな試みだ。

 「ずっとひとりで歩くのならばうたなんか作らなかった八月の雨」。誰かがこんな歌を詠めば、これを見て気に入った誰かが後に続ける。「ふたりなら走れる気がしてうたったら喉が渇いた霜月の晴れ」。投稿されたマッチング短歌の一例だ。

 短歌のまち・日向市が、古くは万葉の時代から短歌が初対面の前に自己紹介したり、恋する気持ちを表したりする手段だったことに着目。「三十一文字(みそひともじ)」の世界に込められた感情や情景に出る「その人らしさ」をヒントに、短歌を通じた出会いの催しを企画した。

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