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野球の日本代表「侍ジャパン」は10日、札幌ドームでオーストラリアとの強化試合第2戦に臨む。
「令和の怪物」がトップチームの国際舞台でベールを脱ぐ。日本の先発は佐々木朗希(ロッテ)。史上最年少で完全試合を達成した伸び盛りの21歳右腕がどんな投球を披露するか。
最大の武器は160キロを超える豪速球と鋭く落ちるフォークの組み合わせだ。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)は9回105球で走者を一人も出さないパーフェクト投球を見せ、19奪三振のほとんどがこの2球種で打者を翻弄(ほんろう)したものだった。その後も時折、休養を挟みながらシーズン20試合に登板して9勝4敗、防御率2・02の成績を残した。
海外にはフルスイングを特長とする強打者も多い。だからこそ、佐々木のようにシンプルな配球でも力で押し切れる投球は効果がありそうだ。佐々木自身も「ストレートとフォークがメインになる。その中で、打者を抑えていけるように頑張る」とイメージを語る。国際試合ならではのボールの感触については、「もちろん違いは感じる。いい時も悪い時もある」としつつ「ストレートはブルペンでそこまで変わらずに投げられている。後は変…
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