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サイバー攻撃による被害が急増している。工場の操業が停止になったり、病院の診察がストップしたりと実害も広がり続けている。そうした中で注目を集めるのが、サイバー攻撃による被害を補償してくれる「サイバー保険」だ。新たなサービスも続々登場する半面、保険金を狙った悪質な手口も登場しているという。
トヨタ工場停止、高まった危機感
サイバー攻撃の深刻さを改めて印象付けたのが、今年2月に発生した愛知県豊田市の自動車部品メーカー「小島プレス工業」の被害だ。身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」による攻撃にさらされたため、同社は取引先など外部とのネットワークを遮断して全システムを停止。部品の受発注データのやり取りができなくなり、取引先のトヨタ自動車は自動車組み立てに必要な部品を調達できず、国内全14工場の稼働停止に…
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