対立の米中、関係悪化に歯止めなるか 14日に首脳会談

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バイデン米大統領(左)と中国の習近平国家主席
バイデン米大統領(左)と中国の習近平国家主席

 米ホワイトハウスは10日、バイデン大統領が14日に中国の習近平国家主席とインドネシア・バリ島で会談すると発表した。15~16日に現地で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて実施される。対立が深まる米中が、トップ会談によって関係悪化に歯止めをかけられるかが焦点だ。

 バイデン氏が大統領に就任した2021年1月以降、対面式の米中首脳会談は初めて。両首脳はこれまで電話やオンライン形式で計5回の協議を実施しており、7月の電話協議で対面での会談に向けて調整するようそれぞれの事務方に指示していた。

 習氏は10月下旬に異例の3期目となる共産党最高指導部を始動させ、権力基盤を強化したばかり。バイデン政権は、中国を「国際秩序を変える意図と能力を備えた唯一の競争相手」と位置づけている。意思疎通を維持することで大国間競争を管理しつつ、気候変動などのグローバルな課題で協力する道筋をつけたい考えだ。

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で「首脳会談は互いの相違点に対処し、協力できる分野を特定するための深く実質的な機会になる」と説明。台湾情勢や…

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