火星探査の重い機材、巨大「傘」で守れ NASAが減速装置実験

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宇宙空間から地球に向かう減速装置=NASAの中継映像から・共同
宇宙空間から地球に向かう減速装置=NASAの中継映像から・共同

 米航空宇宙局(NASA)は10日、将来の有人火星探査で重い機材を安全に表面に降ろすための減速装置の実験を行った。巨大な傘の形をしており、今回は宇宙から地球の大気圏に突入、耐熱性能などを確認した。

 米西部から打ち上げられたロケットを離れると、直径6メートルの傘は地上に向けて展開。空気抵抗でブレーキをかけつつ降下し、太平洋に着水した。

 これまで火星に降ろした探査機は重くて1トンほど。有人探査用の機材となると20トン前後と格段に重く、どう落下速度を緩めるかが課題となる。火星の大気は極めて薄く、パラシュートだけでは減速が難しい。ロケット噴射は大量の燃料が必要となり現実的でない。

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