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米中間選挙(8日投票)は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決まらない混戦となっている状況で、共和党のトランプ前大統領は自身が支援した候補らの「大勝利」を宣伝している。トランプ氏は10日現在、州高官などの選挙も含め「219勝16敗」と主張するが、過去にトランプ氏の支援がなくても当選した現職議員が勝利したり、共和党の地盤が強固な地域で勝ったりしたケースが多い。接戦区に限ると勝敗はほぼ五分で、「勝利」を誇張している面がある。
政治サイト「ポリティコ」は、連邦上下両院選で接戦が予想される20選挙区でトランプ派の勝敗を分析しており、10日までに「6勝7敗」となっている。上院選では中西部ウィスコンシン、オハイオ両州と南部ノースカロライナ州で勝ち、東部ペンシルベニア州では敗れた。西部アリゾナ州は勝敗がまだ判明せず、南部ジョージア州は12月の決選投票にもつれ込んだ。下院選では「3勝6敗」で、5選挙区で勝敗が未確定だ。
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