「105歳の聖火走者」伝記に 戦後苦難、五輪の経験 息子がつづる

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完成した本を手にほほ笑む箱石シツイさん(右)と英政さん=栃木県那珂川町谷川で2022年10月20日午後7時40分、渡辺佳奈子撮影
完成した本を手にほほ笑む箱石シツイさん(右)と英政さん=栃木県那珂川町谷川で2022年10月20日午後7時40分、渡辺佳奈子撮影

 栃木県内最高齢の聖火ランナーとして那須烏山市を走り話題となった那珂川町の現役理容師、箱石シツイさんが10日に106歳の誕生日を迎えた。長男英政さん(79)は今月、母と自身の歩みを描いた「105歳の聖火ランナー 母と私の二人三脚」(論創社・税込み1650円)を出版した。箱石さんは「たくさんの人に読んでいただき、私の人生を知ってもらえたらうれしいです」と話している。

 箱石さんは大内村(現・那珂川町)で、5人きょうだいの4番目に生まれた。14歳で理容師の修業のために上京。太平洋戦争で出征した夫・二郎さんの帰りを信じながら、2人の幼い子どもを連れて故郷の那珂川町に戻り、1席だけの理容室を開いた。終戦から8年後に夫の戦死を知らされた後も、理容師として働きながら2人の子どもを育て上げた。

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