熊本地震で一時休止も地域と歩み ロアッソ熊本、J1初昇格なるか

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2016年7月、熊本地震後初めてのホームゲームで、ロアッソ熊本の選手たちに声援を送るサポーター=熊本市東区で2016年7月3日午後8時1分、和田大典撮影
2016年7月、熊本地震後初めてのホームゲームで、ロアッソ熊本の選手たちに声援を送るサポーター=熊本市東区で2016年7月3日午後8時1分、和田大典撮影

 サッカーJ2で今季4位になり、J1参入プレーオフを勝ち上がってきたロアッソ熊本が13日、J1初昇格を懸けて京都サンガとの決定戦に臨む。2016年の熊本地震で一時、活動休止に追い込まれ、18年にはJ3降格も経験。当時を知る選手や05年のクラブ発足から携わるスタッフは万感の思いで大勝負に挑む。

 16年4月16日未明、熊本県内は2度目の最大震度7に見舞われた。J2はリーグ戦のさなかだったが、熊本市東区の練習グラウンドは救援ヘリが発着する可能性があり、ロアッソの選手らはサッカーどころではなくなった。スタジアムは支援物資の集積場になった。クラブの拠点は甚大な被害が出た益城(ましき)町に隣接し、自宅が全壊した同町出身の選手もいた。

 選手が被災し、練習も試合もいつ再開できるか見通しが立たない――。先の見えない不安がクラブ全体を覆う中、それを振り払うように動き始めたのは選手たち自身だった。

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