端的で面白い大木節「真剣に遊べ」 ロアッソ熊本初のJ1なるか
毎日新聞
2022/11/13 05:30(最終更新 11/13 05:30)
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サッカーJ3から昇格したばかりのロアッソ熊本を、J1参入を懸けた13日のプレーオフ(PO)決定戦へ押し上げた大木武監督(61)の言葉は、端的で面白い。経験豊富なベテラン指導者のマネジメント術とは。
――想定と違ったところは?
「ありません」
――PKのキッカーになぜ指名したのか?
「うまいから」
記者の質問に対し、小気味よい言葉が返ってくる。
一見するとこわもてで、飾らない言葉からは、どことなく昭和のにおいも漂う。「サボるな」と口癖のように選手たちの尻をたたき、選手には厳しい言葉を発することもあるが、気持ちを乗せるのもうまい。
今季の開幕戦はレノファ山口と1―1で引き分けたが、「お前ら、持っているよ。J2にいたチーム(山口)とやっても遜色なく、ちょっとうちの方が良かった。できることを自信にするのはうぬぼれとは違う。自信を持ってほしい、やれる…
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