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岸田文雄首相は13日、カンボジアの首都プノンペンで開かれた東アジア首脳会議(サミット)に出席した。沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国公船を念頭に「東シナ海では中国による日本の主権を侵害する活動が継続・強化されている」と述べ、中国を名指しで批判した。ウクライナ侵攻を続けるロシアに対しても、名指しで批判し「仮に核兵器が使用されることがあれば人類に対する敵対行為だ」とけん制した。
会議には中国の李克強首相、ロシアのラブロフ外相も出席していた。岸田首相は中国の習近平国家主席と17日に日中首脳会談を開く予定で、会談をにらんで日本の立場を明確に示す狙いがあるとみられる。核の脅しを繰り返すロシアに対しても、唯一の戦争被爆国としての立場を強調した格好だ。
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