「国籍でなく人見て」前橋で地域おこし協力隊になったロシア人の決意

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前橋市の地域おこし協力隊員に就任したパーベル・フョードロフさん=前橋市で2022年11月10日、庄司哲也撮影
前橋市の地域おこし協力隊員に就任したパーベル・フョードロフさん=前橋市で2022年11月10日、庄司哲也撮影

 パーベル・フョードロフさん(47)は10月に前橋市の地域おこし協力隊員に就任した。ウクライナ侵攻で、日本人の母国ロシアに対するイメージは悪化した。「外国人と接する機会が少ないから偏見も生まれてしまう」と、地域に溶け込む決意を新たにしている。

 早速、「洗礼」を受けた。前橋に転居しようとしたところ、ロシア人であることを理由にマンションの入居拒否に遭った。建物内にウクライナ人が住んでいたためという。「すぐに別の住まいが見つかりました。それも外国人と交流することが少ないのが一因」。流ちょうな日本語でそう話した。

 極東のハバロフスク市の出身で、母親はウクライナ人だ。高校時代から日本語を学び始め、大学で日本語を専攻した。「オリンピック出場を目指し、水泳学校に通っていたが挫折。日本語に精通した母親の友人がいて、日本語を習い始めた」と明かす。

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