鳥取から九州へ 「生きた」松葉ガニ、JRが直送 15時間短縮
毎日新聞
2022/11/13 17:30(最終更新 11/13 17:30)
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生きたままの松葉ガニ(雄のズワイガニ)を鳥取県から特急列車や新幹線で運び、熊本、鹿児島両市で販売しようと、JR九州などによるテスト輸送が9日あった。トラック輸送と比べ約15時間早く着くため、刺し身でも楽しめるという。【野呂賢治】
JR九州などは、九州新幹線で食品などを運ぶ「貨客混載」を2021年5月から本格化。JR九州とJR西日本が、21年11月に貨客混載で運んだ松葉ガニ35杯を鹿児島市で販売したところ好評だったため、今年も実施を決めた。
従来のトラック輸送(宅配輸送)では、鳥取県から熊本市や鹿児島市まで、それぞれ約20時間かかり、冷凍やゆでたカニが大半だった。年末に北海道から空輸されるカニを除けば、両市でカニを生きたまま冷蔵で入荷できるのは珍しいという。
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