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兄が明かす非エリート 守田英正たたき上げ人生 サッカー日本代表

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守田英正(左)と兄和正さん=和正さん提供
守田英正(左)と兄和正さん=和正さん提供

 家族さえ信じていなかったステージにいる。サッカー日本代表に不可欠な存在となったMF守田英正(27)=スポルティング。そのたたき上げ人生は、兄も驚く決断の繰り返しだった。

努力は見せたくない

 「かっこつけ」「頑固」「脳内ハッピー野郎」――。守田の5歳上の兄で、大阪・高槻北高の保健体育教員としてサッカー部監督も務める和正さん(32)は、弟の性格を、さまざまな言葉で表現する。今も「めっちゃ仲が良い」という兄は「欧州から楽しみをもらっています」と話すが、サッカー一筋で生きる弟の将来が心配でたまらなかった。

 教員の傍ら28歳まで社会人リーグでプレーした和正さんは「弟は僕のことを一度も追ったことはないでしょう。小6の兄より、小1の弟の方がうまかったですから」と振り返る。

 守田が2歳でボールを蹴り始めたのは、小学1年でサッカークラブに入った和正さんが練習相手を欲したから。半ば強制的なスタートが「英才教育」となり、めきめきと成長した守田は中学生になると、家族にプロを目指すと宣言した。

 練習から帰宅すれば、そこからカバンを玄関に置き、すぐに「いってきまーす」の声が響く。「陰で『コソ練』しているんです。仲間や他人に努力している姿とかを見られたくないタイプ」と和正さん…

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