「謎肉」が変えた風向き 大豆ミート作って半世紀、進化止まらず

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不二製油が開発した代替肉「プライムソイミート」(冷凍タイプ)=大阪府泉佐野市で2022年9月16日午後0時6分、井口彩撮影
不二製油が開発した代替肉「プライムソイミート」(冷凍タイプ)=大阪府泉佐野市で2022年9月16日午後0時6分、井口彩撮影

 大豆から作った肉のような食材「大豆ミート」に代表される代替食品の進化が止まらない。環境意識や健康志向の世界的な高まりを追い風に、各国で多様な製品が誕生している。日本では半世紀前から販売されてきたが、近年のある出来事をきっかけに消費者から受け入れられやすくなったという。どのような進化をたどってきたのか国内トップメーカーを取材した。

記者が試食すると…

 記者の前に差し出されたのは、握りこぶし大の茶色の塊。手で裂いたら、切り口は肉のような繊維質が見て取れた。

 食品の材料を企業向けに開発・製造する不二製油(大阪府泉佐野市)を訪れると、同社が2022年8月に発売した新製品「プライムソイミート」(冷凍タイプ)を見せてくれた。その名の通り大豆(英語でソイ)を原料にした代替肉だ。

 厚さ2センチほどに切り、デミグラスソースと合わせたものを試食した。豆の風味が少し強いと感じたものの、繊維がほぐれるような食感が牛肉に近いと思った。

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