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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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西側諸国と新興国の思惑交錯 G20、危機打開へ合意なるか

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G20サミットに臨む岸田首相(中央)=インドネシア・バリ島で15日(代表撮影・共同)
G20サミットに臨む岸田首相(中央)=インドネシア・バリ島で15日(代表撮影・共同)

 15日にインドネシア・バリ島で開幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、ロシアによるウクライナ侵攻と食料・エネルギー価格の高騰という世界を揺るがし続ける重大な問題について、各国首脳が対面して議論を始めた。西側諸国と新興国の思惑が交錯する中、危機打開に向けて交渉が合意にたどりつけるか、議論の行方は予断を許さない。

首脳宣言採択へ調整続く

 「私たちは戦争を終わらせなければならない。戦争が終わらなければ世界は前に進まない」

 今年2月のウクライナ侵攻後、初めて開かれたG20サミットは、各国に協調を呼びかける議長国インドネシアのジョコ大統領の演説で始まった。

 開幕前には恒例の参加国首脳による集合写真の撮影が見送られるなど、会場には和やかとはいえない雰囲気が漂う。冒頭を除いて非公開で行われた会議では、ウクライナ支援や対露制裁の中心となってきた主要7カ国(G7)からはロシアに対する批判が相次いだ。

 英スカイニュースによると、英国のスナク首相は15日午前の会合で「ロシアは野蛮な戦争を終わらせなければならない。隣国を侵略すべきではなく、民間のインフラ施設や民間人を攻撃すべきではない。間違いなく我々全員が同意できるはずだ」と語気を強めた。

 バイデン米大統領も14日の記者会見で「ロシアによる侵攻は、ウクライナ市民だけでなく世界中の人々に対し、食料不足などで苦しみをもたらした」と語っていた…

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【ウクライナ侵攻】

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